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動画の字幕のつけ方、スマホなら撮る前に決まる

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動画の字幕のつけ方、スマホなら撮る前に決まる

動画の字幕のつけ方、スマホなら撮る前に決まる

2026/10/15

碧南市のお店で、スタッフの方がスマホで撮った動画を見せてもらったことがあります。中身はとても良かったのに、字幕をつけるのに1時間かかったと言われました。

 

話を聞くと、作業のほとんどは「打ち込み」ではなく「直し」でした。自動でついた画面の文字が、言った言葉と違っていたのです。

 

スマホで字幕をつける作業が長引く原因は、アプリの選び方ではありません。撮り方と、話し方の側にあります。この記事では、現場で実際にやっている段取りをまとめます。

 

■ スマホで字幕をつける方法は、大きく3つ

 

まず、やり方を整理します。アプリの名前は入れ替わりが早いので、種類で覚えてください。

 

・SNSアプリの自動字幕:1本だけ、すぐ出したいとき
・スマホの動画編集アプリ:文字の大きさや色を自分で決めたいとき
・パソコンの編集ソフト:本数が多いとき、長い動画

 

どれも、話した言葉を機械が文字にして、間違った所を人が直す形です。つまり、機械が間違う回数が少ないほど、作業は早く終わります。

 

ここが、この記事の本題です。

 

■ 西三河の現場で、自動字幕がよく間違うもの

 

機械は、聞き取れなかった言葉を、似た音の別の言葉に置き換えます。西三河で撮っていると、同じ所でつまずきます。

 

◆ 1. 地名と、地元の言葉

 

「一色」「吉良」「幸田」「衣浦」。読み方が一つに決まらない地名は、ほぼ別の字になります。

 

会社名も同じです。漢字の屋号、アルファベットの屋号、どちらも苦手です。

 

そして、普段の話し言葉です。「〜だもんで」「〜しとるで」「ちゃっと」。この辺りで話すときの自然な言い方は、そのままでは文字になりません。

 

◆ 2. 商品の名前

 

抹茶、えびせんべい、鬼崎のり、瓦、自動車の部品。地元の仕事で出てくる言葉は、業界の中だけで通じる読み方が多いです。

 

「碾茶(てんちゃ)」のような言葉は、まず出てきません。

 

◆ 3. 機械の音と、店の音

 

工場の中、厨房、店内の音楽。後ろに音があると、機械は言葉を拾えません。

 

とくに厄介なのが、断続的に鳴る音です。鳴っているときの言葉だけ抜け落ち、文章の形が崩れます。

 

音そのものの対策は、インタビュー撮影の音のまとめに書いた内容と同じです。音がきれいなら、字幕の直しも減ります。
→ https://111studio.jp/blog/detail/20261003121752/

 

■ 撮る前にできる4つのこと

 

ここを変えると、字幕の作業時間が目に見えて短くなります。

 

◆ 1. 固有名詞を、先に紙に書く

 

社名、商品名、地名、人の名前。撮る前に紙に書き出します。

 

書いた紙を手元に置いておけば、直すときに探さなくて済みます。同じ言葉を毎回同じ字にそろえられるので、動画が増えても表記が散りません。

 

◆ 2. 1文を短く切って話す

 

長く続けて話すと、機械はどこで文が切れたか分かりません。すると、画面の文字が1行に詰まります。

 

「〜で、〜で、〜なんですけど」とつなげず、一度止まる。これだけで、改行の位置が自然になります。

 

◆ 3. 言い直すときは、文の頭から

 

途中で言い間違えたとき、そこだけ直して続ける人が多いです。機械は両方を文字にするので、変な文が残ります。

 

一度黙って、文の頭から言い直してください。あとで切るときも楽です。

 

◆ 4. 音を止めてから話す

 

換気扇、エアコン、店内の音楽。止められるものは止めます。

 

止められないときは、その音から離れた場所で話します。1メートル離れるだけでも変わります。

 

■ 画面の文字の見た目は、流す場所で決める

 

当社で作るときは、流す場所によって字幕の形を変えています。

 

・縦型(スマホで見るSNS) … 1行は12字前後。2行まで。画面の下の方は、ボタンや説明文が重なるので、少し上に置く
・横型(パソコン・テレビ・展示会) … 1行は20字前後。画面の下に置く

 

音を消したまま見る人がいる前提で作ります。 文字がないと、何の動画か分からないまま指で飛ばされます。

 

縦型を撮るときの構え方や設定は、スマホ縦型動画の撮影設定にまとめています。
→ https://111studio.jp/blog/detail/20260916141844/

 

■ 自分でやるか、頼むかの分け方

 

全部を頼む必要はありません。実際には、分けている会社が多いです。

 

日々のSNS投稿は、社内でスマホから出す。会社紹介や採用で長く使うものは、撮影から頼む。この形がいちばん続きます。

 

当社はSNS向けの動画の仕事で、撮り方と字幕の決め方をお伝えしながら進めることもしています。実際の仕上がりはこれまでの制作事例をご覧ください。
→ https://111studio.jp/feature/sns-video/
→ https://111studio.jp/gallery/

 

碧南市には自社のスタジオがあります。外の音も空調もこちらで止められるので、音の条件がそろった状態で撮れます。話す所だけスタジオで撮り、現場の様子は別に撮る分け方もよくやります。

 

■ よくある質問

 

◆ 自動字幕だけで、そのまま出していいですか?

 

おすすめしません。固有名詞がほぼ間違うので、会社の名前や商品名が違う字で出てしまいます。

 

最低でも、名前の部分だけは目で確かめてください。

 

◆ 無料のアプリでも大丈夫ですか?

 

日々の投稿なら十分です。文字の大きさと位置を自分で決められるものを選んでください。

 

本数が増えてきたら、パソコンの編集に移すほうが早くなります。

 

◆ 字幕は全部の言葉につけるべきですか?

 

話した言葉をそのまま全部出すと、画面が文字で埋まります。

 

言い直しや「えー」は消します。意味が変わらない範囲で短くしてよいです。

 

◆ 方言のまま字幕にしてもいいですか?

 

場面によります。地元のお客さん向けなら、そのままのほうが伝わります。

 

県外や取引先に見せるものなら、普通の言い方に直します。

 

◆ 撮影を頼んだ場合、字幕も入れてもらえますか?

 

はい。字幕を入れた状態でお渡ししています。

 

ほしい本数と、どこに流すかを撮影の前に伝えてください。流す場所で文字の形が変わるためです。

 

■ 撮る前に決めておくこと

 

・固有名詞を紙に書き出す。字幕の直しは、ここでほぼ決まります
・1文を短く切って話す。言い直すときは文の頭から
・どこに流すかを先に決める。縦型と横型で、文字の形が変わります

 

字幕の作業が終わらない、という段階でのご相談でも構いません。実際に撮った動画を見せていただければ、どこを変えれば早くなるかをお伝えできます。

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碧南市・西尾市・安城市を中心に、愛知県全域(県外のご依頼もお受けしています)。
「何から決めればいいか分からない」という段階のご相談で構いません。

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